【忘年会シーズン!二日酔い対策を徹底解説】ドラッグストア編

【ヘルスケア】
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冬は忘年会・年末年始と何かとお酒との付き合いが多くなる時期ですよね。

お酒は飲んでも飲まれるな

気を付けていても、ついつい飲みすぎてしまいます💧

飲みすぎて苦い経験をした方は多いのではないでしょうか?

かく言う私もその1人です…( ̄▽ ̄)

そこで今回は二日酔いのメカニズムを知り、その対処法についてスッキリ解決していきましょう♪

ここをすっきりと解決!
  • 二日酔いのメカニズムから予防策がわかる
  • 二日酔いの症状別の市販薬を選択できる

記事の最後には薬剤師の私がおすすめする市販薬をピックアップしましたので、ぜひ最後までご覧ください!!

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二日酔いってなぜ起きる?

お酒が好きな方は一度は経験する「二日酔い」

ですが、そもそも二日酔いは誰しもが起こることなのでしょうか?

まずはそのメカニズムから学んでいきましょう(*´▽`*)

二日酔いのメカニズム解説

まずはここを押さえよう!
  • すべての原因は「アセトアルデヒド」
  • 肝臓の処理能力が追い付かないことも原因
  • アルコールは最終的にはお酢になる!?

二日酔いのメカニズムは

諸悪の原因である「アセトアルデヒド」を肝臓が処理しきれずに体の中に留まってしまう事で起こります。

体に入ったアルコールがいかにしてお酢!?になるのか下記で見ていきましょう♪

私たちが普段口にするアルコールはすべてエタノール( C2H5OH )と呼ばれる物質です。

このエタノールを最終的にお酢(酢酸:CH3COOH)に組み替える働きをするのが

我らがもつ肝臓の素晴らしい役割です✨

↓の反応式は難しい方はすっ飛ばしてください(*´ω`*)一応載せておきます。

C2H5OH(エタノール) ⇒ CH3COH(アセトアルデヒド) ⇒ CH3COOH(酢酸) 👈お酢♪

⇒ H2O(水) +CO2 (二酸化炭素)

スタートのエタノール(アルコール)が大量に入ってくることで肝臓の処理能力が遅れ、

上記の反応が滞り、中間のアセトアルデヒドが体に溜まってしまうことで二日酔いが起きてしまいます。

※ちなみに、お酢を飲みまくると二日酔いになるの??

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、お酢を大量に摂取しても、反応は基本的に右向きにのみ進みます。

お酢(酢酸)からアセトアルデヒドが生成されることは まず考えにくいため二日酔いになることはありません(*´▽`*)

事前に予防策はないの?

メカニズムはわかったけど、それでも二日酔いになってしまう時があるよね…💧

事前に予防策があれば知りたいなー

とお考えの方は一応の予防策として下記を参考にしてみてください♪

予防策
  • 当たり前ですが、飲みすぎないこと!
  • 肝臓の機能を高めるためのサプリメント・薬がおすすめ
  • 意外と知られていませんが、漢方薬も効果的✨

初っ端から予防策として飲みすぎないは回答として乱暴すぎるでしょー!!

と感じる方が多いのは重々承知しております。

飲みすぎてしまうから困っているんじゃい!!

ってなってしまいますよね💧

私も、いざ飲み会の席になるとなかなか自分で規制するのは難しいです…💦

しかし、少しでも飲みすぎてしまわないようにと思うことが必要なのも事実です。

少しの心がけで、1杯くらいは自粛できるかもしれませんよ♪

また、肝臓の機能を高めるサプリ漢方薬については後述致しますので、ぜひご覧ください♪

二日酔いになった時にすべきこと

これまでは二日酔いになるまでのお話でしたが、これ以降は二日酔いになってしまったのお話です。

まずは大枠の対策から

休養

まずは休養ですね。

体を休めなければ、治るものも治りません。

面白い計算式があるので、今回こちらでご紹介したいと思います♪

アルコール処理に要する時間 = 純アルコール量(g) ÷ 4

※純アルコール量(g)=アルコール飲料の量(mL)×アルコール濃度(度数/100)×アルコール比重(0.8)

こちらの計算式で、飲んだアルコールが分解されるまでにかかる時間を算出することが可能です。

例えば、

アルコール度数5%の缶ビール(500mL)を分解するまでに要する時間は

純アルコール量=500mL×5/100×0.8=20g

アルコールを処理するのに要する時間=20÷4=5時間

と算出することが可能です。

面白いですよね!?(*´▽`*)

と同時に、アルコールって処理するのに結構時間がかかるんだなと思いますよね💦💦

ぜひ、お酒を飲む際には飲む前にこの計算式であらかじめアルコールが分解されるまでの時間を計算してみてください♪

水分補給

また、二日酔い症状の軽減策としてお酒の席でお水をチェイサーとして用意しておくのも効果的でしょう

お水をお酒と一緒に飲むことで

  • お酒を飲む量を相対的に減らすことが出来る
  • 定期的な水分補給はアルコールの急激な濃度上昇を抑えることが出来る
  • 脱水は二日酔いを悪化させる要因のため、あらかじめ予防をすることが出来る

といった、多くのメリットがあります。

お酒が弱い方はお水をチェイサーとして飲んでいる方は多いかと思いますが

お酒が強い方も翌日以降のことを考え、お水をチェイサーとして用意しておくと二日酔いで悩まされることが少なくなりますよ♪

お薬の力を借りる

しかし、水分補給や休養は二日酔いを劇的に改善するには少し物足りなさがあります。

結局のところ時間をかけて二日酔いを改善するのと変わらず、

辛い症状をずっと抱えるのはしんどいですよね💧

そこで少しでも早く二日酔いから改善される方法として、二日酔いに効果的なお薬に力を貸してもらう方法も効果的です。

以下では、私がおすすめするドラッグストアで購入可能な商品をいくつかピックアップ致しますので、ぜひ参考にしてみてください♪

おすすめの商品8選

今回は二日酔いに効果的なお薬を症状別で4パターンに分類してみました。

「いつも二日酔いで○○の症状が辛いんだよなー」

「辛いこんな時にバッチリな薬はないのかなー」

と感じる方は、ご自身が気になっている症状の分野だけでもチェックしてみてください♪

胃のキリキリには胃酸分泌抑制剤

胃がキリキリする感じ」「胃が痛い感じ

こんな時は過度なアルコールにより胃酸が分泌されすぎてしまい、胃に負担がかかっている可能性があります。

そんな時は胃酸を抑えるタイプの胃薬が効果的♪

サクロンは第2類医薬品のため、薬剤師がいない薬局薬店での購入が可能です。

すぐにでもお薬が必要な方はサクロンの方が利便性は高いと言えます。

第1類医薬品であるガスターは購入時に薬剤師からの情報提供が必要となりますが、

胃酸を抑える効果の高い「H2 ブロッカー」と呼ばれる種類であるため、確実な効果が欲しい方はガスターの方がおすすめと言えます。

胃薬に関してさらに詳しく知りたい方はこちらも合わせてご確認を♪

胃のむかつきには消化剤

胃がムカムカする」「食事をとりたいと思わない不快感がある

そんな方は消化を助ける消化酵素剤が良いと考えられます。

クリエフは「糖質」「脂質」「たんぱく質」の3大栄養素を消化する酵素を網羅的に配合している為、消化不良で消化されずに残っている食べ物のほとんどの消化を手助けすることが出来ます✨

キャベジンコーワは消化酵素剤に加え、胃酸が出すぎてしまい傷ついた胃の壁を修復する「胃粘膜修復成分」が含まれている為、

むかつき症状に加え、「胃が重く感じる」という方におすすめできます♪

“ありがとう いいくすりです”

でお馴染みの太田胃散は糖質・たんぱく質を消化する酵素剤に加え、「7つの生薬成分を配合

生薬成分それぞれがアルコールで弱った胃をサポートしてくれます。

肝臓をサポートするのも効果的

肝臓がアルコール処理に悲鳴を上げている状態が二日酔いとお話しましたが、

その頑張っている肝臓をサポートしてあげる薬も効果的です♪

川平慈英でお馴染みヘパリーゼは

肝臓水解物」と呼ばれる、ヘパリーゼ特融の成分が配合されています。

この成分は簡単に言うと、「良質な肝臓を絞って出来た抽出エキス」で、

日々「壊れ・修復」を繰り返す肝臓の生まれ変わりを手助けしてくれる役割を担います。

肝臓のアンチエイジングですね(*´▽`*)

タナベ胃腸薬ウルソはその名の通り「ウルソデオキシコール酸」が主な成分で、

このウルソデオキシコール酸が2つの役割を担います

肝臓に直接働きかけて脂肪を分解」「腸肝循環で長時間の効果を発揮

肝臓への直接的な作用により、膵リパーゼ(脂肪分解酵素)を活性化させ胃もたれの原因となる脂肪分の分解を手助けします。

さらに、肝臓で働いたウルソデオキシコール酸が腸で再び吸収される(腸肝循環)ことにより、体外への排出を遅らせ、長時間効果を発揮することが可能となります✨

漢方薬も効果的

実は漢方薬も二日酔いに効果的なのはご存じでしょうか?

漢方と聞くと、「即効性がないイメージがある」「自然由来だから効果がイマイチではないか

と感じる方は多いのではないでしょうか?

漢方薬も種類が多岐にわたり、即効性を示すものや効果が大きく期待できるものは少なくありません

足が攣ってしまったときに飲む、「芍薬甘草湯」はそのいい例ではないでしょうか(*´▽`*)

今回は二日酔いに効果的な漢方薬ということで「五苓散」をご紹介いたします👇

五苓散は「猪苓」「茯苓」「蒼朮」「沢瀉」「桂皮」の5成分で構成されます。

効能は主に「体内の水分量調節

体内の水分量を調整するにあたり、体の外へ水分を出す働きを持ちます。

この排出する能力を使って、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドなどを体外に排出し二日酔いの症状改善に寄与すると考えられています。

※ちなみに私も飲み会の席では事前に五苓散を飲み、備えることが多いです♪医療従事者の方は賛同していただけるのではないでしょうか(●´ω`●)

まとめ sum up

以上、二日酔いに関して

「メカニズム」から「対処法」までをまとめさせていただきました♪

最後にもう一度おさらい
  • すべての原因は「アセトアルデヒド」
  • 肝臓の処理能力が追い付かないことも原因
  • アルコールは最終的にはお酢になる!?

アルコール処理に要する時間 = 純アルコール量(g) ÷ 4

※純アルコール量(g)=アルコール飲料の量(mL)×アルコール濃度(度数/100)×アルコール比重(0.8)

今後のお酒ライフの一助になれれば嬉しく思います。

最後に

お酒は飲んでも飲まれるな

楽しくお酒を嗜んでいきたいものですね♪

※市販薬をいくつかご紹介いたしましたが、いずれも使用上の注意をよく読み・用法用量守って正しくお使いいただくようにお願い致します。ご不明点がありましたら必ず医師・薬剤師などの専門家へのご相談をしていただくようお願い申し上げます。

それでは、ここまで記事をご覧いただき、ありがとうございました。

ばいばい

(@^^)/~~~

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