今や、ドラッグストアはコンビニの数よりも多いと言われています。その為、薬やサプリメントはとても身近な時代になりましたね(o^^o)
しかし、薬がこれだけ身近になっても処方箋を出して薬をもらうという流れは変わらないものです。
薬を受け取る上で高血圧、糖尿、脂質異常など、医師の診察を必要とする疾患もありますが、中には医師の診察までは必要とならない場合もあります。
今回は、そんな医師の診察を必要としない事例にフォーカスしてお話しして参りたいと思います✨
零売薬局ってなに?
零売薬局 みなさまご存じでしょうか?
答えは…
◎処方箋がなくても薬を購入できる薬局になります。
…。
えっ? そんな薬局ないでしょ( ̄▽ ̄)!?
って思いますよね?
…だって薬をもらうには
- お医者さんにかかる ⇒ 処方箋をもらう ⇒ 薬局に処方箋を出す ⇒ 薬をもらう💊
の流れですよね?
確かにその流れが正解です!…正解なんですが、
実はそれが全てではないんです!!! …(@ ̄□ ̄@;)!!エー
今の流れは処方箋医薬品の購入までの流れになります。
今回お話する主人公は処方箋医薬品ではなく処方箋医薬品ではない医薬品になります
処方箋医薬品がすべてじゃない?
医薬品には処方箋医薬品とそうではないものがあることは先ほどお話いたしましたね。
一般的な高血圧の薬(アムロジン錠…etc)や糖尿の薬(メトグルコ錠…etc)はいわゆる処方箋医薬品と呼ばれる分類となります。
↓の赤丸に処方箋医薬品と記載がありますね(´ー`*)ウンウン
※参照:アムロジン錠の添付文書より抜粋
一方で医師からも処方される薬だけど、ドラッグストアでも売られている成分の薬(例えばロキソニン錠…etc)は一般医薬品であり、処方箋が無くても医師の処方箋で得られるロキソニン錠と同じものを購入する事が出来ます✨
アムロジン錠には記載のあった”処方箋医薬品”の記載がありませんね(((uдu*)ゥンゥン
※参照:ロキソニン錠の添付文書より抜粋
このように、医薬品は処方箋医薬品と処方箋医薬品ではない医薬品とに分かれており、各医薬品の添付文書から確認することが出来ます。
しかもこの処方箋ではない薬品は現状、約15,000種類存在し、全医薬品の約半数の割合を占めているのです!!!驚きですよね?Σ(・□・;)
処方箋なしで薬を買えるメリット・デメリット
それでは処方箋なしで薬を買う際にメリットは一体どういったことなのでしょう?
私が考えるメリットは3点あります。
- 薬をもらうまでのクリニックと薬局に掛かる時間を短縮できる✨
- 医師の決めた薬ではなく、自分で好きな薬を選ぶことが出来る✨✨
- 薬に掛かる諸費用を削減できる°˖✨◝(⁰▿⁰)◜✨˖°
1.時間の短縮が出来る♪
通常薬をもらうまでには、
お医者さんにかかるためにクリニックへ出向く ⇒ 待合室で順番まで時間を過ごし ⇒ 医師のもとで診察を行い ⇒ お会計まで待ち時間を過ごし ⇒ お会計後に処方箋をもらい ⇒ 薬局へ出向き ⇒ 処方箋を提出し、待ち時間を過ごし ⇒ 薬剤師さんから薬の説明を受け ⇒ お会計を済ませ やっとこ薬を手に入れることが出来ます……(*´Д`)ハァハァ…疲れた。
この流れってざっと見積もっても1~2時間では済まないことがほとんどだと思います。
しかし、零売薬局の場合には、
零売薬局に出向き ⇒ 約10分ほどの時間、薬剤師さんからの問診を受け ⇒ 適切な薬を選択・販売し ⇒ お会計を済ませ 薬を手に入れることが出来ます。
…どうでしょう? めちゃめちゃ早くないですか??(*´▽`*)
多く見積もっても1時間ってとこでしょう。時短になっているのは明らかですね✨
2.欲しい薬を自分で選べる♪♪
零売薬局では医者が介入することは一切ありません。現状、処方箋ではない医薬品(約15,000種)の中から自分の好きなものを選択して薬剤師さんと相談しながら購入することが出来ます。
全医薬品の約半数のうちから選択できるのですから、ほとんど自分で選べるといっても相違はないでしょう✨
また、自分で選択して購入することが出来るため処方箋での受け取りとは異なり、「思っていた薬と違うなー(´-ω-`)」となるミスマッチをなくすことが出来ます。
3.負担金を減らすことが出来る°˖♪◝(⁰▿⁰)◜♪˖°
処方箋での受け取りの際には医療保険が適応になるため、負担金は1~3割(場合によっては0割)となりますが、零売薬局の場合には全額自己負担となります。
…ってデメリットじゃん!!!(# ゚Д゚)
ほとんどの場合で👆とはなりませんwww
医療保険の適応にはなりますが 1.でもご説明した通り、クリニックと薬局の両方を受診しなければなりません。その両方で受付料などの基本料・管理料が発生する上に薬代の薬剤料も上乗せされるのですから、保険を使うほうが損になってしまうケースも少なくないですね(*´▽`*)
このようにメリットがたくさんある一方でやはりデメリットもあります。
私の考える最大のデメリットは、
自分で薬を選択して購入するため、全責任は購入者である本人にあることです。
処方箋による薬の受け取りには、患者本人の訴えを聴いた医師や薬剤師といった専門家の考えをもとに薬の選定がなされるため、多くの場合有害事象が起こりうることはほとんどゼロに近いと言ってよいでしょう。
しかし、零売薬局の場合には自分で決めた薬を自分の責任の下で服用し、体調の管理を行う必要があるため、安全性の確保という面では確実に劣ってしまう事実も知っておいてください。
処方箋なしで買える薬って何があるの?
基本的には先に述べた添付文書上の記載に処方箋医薬品の記載がないものになります。
カテゴリーとしては数多く、
- 解熱鎮痛剤(ロキソニン、カロナール…etc) ※もちろん、同じ成分の湿布もあります。
- 鼻炎薬(アレグラ、アレジオン…etc)
- 保湿剤(ヒルドイド、プロペト…etc)
- 風邪薬(PL配合顆粒、うがい液…etc)
- 胃腸薬(ナウゼリン、ガスター…etc)
- 漢方薬
- …..などなど
数多くの種類が販売されていますので、ご自身の体調に合った薬をあらかじめ選択の上、薬局に来局することをお勧めします。
※また、すべての薬局が零売を行っているわけではありません。セルフケア薬局(こちらURL参照)さんは零売事業を主に行っている会社ですので、リンク貼っておきますので実際お薬の購入を検討されている方はご確認いただければと思います。
本日は通常とは異なる医薬品の入手方法について解説いたしました。
みなさまの日々の生活に役立つ内容になっていることを願っております。
それでは!
ばいばい (@^^)/~~~
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